こんにちは。おっとです。
ご覧頂きありがとうございます。
今回はシステムクローゼット(SQC-30F)についての仕様不良(※)に対しての対応作業の紹介になります。
(※)僕が言っているだけですが、仕様としては明らかにおかしい・・・
一条工務店のシステムクローゼットを採用した際に、服をかけられるパイプハンガーが2段のタイプを選択しましたが、なぜかパイプハンガーが2段あるのに、下側に収納棚が付いていてそのままだと下段には服を掛けられない状態です。
当然外せるものと思い、担当者に聞きましたが、工場で予め付いてきてしまうため外せないとのこと。
何それ?仕様不良じゃん。。。とか思いましたが自分で外せるだろうと思って、そのまま採用しました。
で、自力で取り外しました。
結構しっかり付いていて、かなり苦労しました(試行錯誤しつつ半日かかりました)が無事?取り外せました。
外したあとがポツポツと見えますが、これは外した際に内壁に微妙に残ったタッカーの芯出っ張りや釘の出っ張りが服に引っかかると嫌なのでシーリング剤で覆ったため目立ってます。
実際は、外すだけならコレほど目立ちはしませんし、シーリング材の色をもう少し考えれば良いと思います。
ただ、実際には服を掛けるのでこの辺のポツポツは一切見えないので気にもなりません。
参考までに、外す際に必要と思われる道具と、どんな感じで固定されているかを記載しておきます。
【外す際に必要な(実際使った)道具】
以下のような道具を使いました。
・軍手
強引に棚の板を剥がすのに当たり前だけどあった方がベター
・ハンマー
棚の板を破壊して作業しやすくするのにあった方がベター
・電動ドリル
棚はクローゼットの内壁とタッカーや木ねじかなりくっ付いていて中々取れないのでタッカーやネジを破壊する際にあった方がベター
・スクレーパー(ステンレス製で頑丈なハンマーで手元も叩ける金属ヘラ)
クローゼットの内壁と棚の板を引っ剥がすのに、手で持てるまで隙間を広げる必要がある。なので、コレをグイグイと内壁と棚の板に差し込んで、テコの原理で隙間を広げるのにあった方がベター。
↓こんなやつです。
【クローゼット内壁と収納棚の固定のされかた】
くっついている箇所は収納棚の後ろ側と向かって右側です。下側は何も付いていませんでした。
上の写真でポツポツの跡がある部分はタッカーで固定されています。
向かって右側は同じようにタッカーで固定されているに加えて木ねじでも止まっています。
タッカーは強引に引っ張れば外れてくれますが、木ねじはガッチリ収納棚に刺さっていてなかなか離してくれません。なので、取り外すときの主な戦いは、この向かって右側を固定している木ねじとの戦いです。
取り外すイメージとしては、向かって右側の収納棚と内壁の隙間を作って、あとは手でグイグイ何度も引っ張ってミシミシ言わせる感じです。
そうすれば、いつか木ねじは金属疲労を起こしてネジ切れたり、収納棚に刺さっている木ねじがゆるくなって(ネジ穴が広がってきて)いずれはバリって感じで収納棚がある程度キレイに剥がれてくれます(くれました)。
どれぐらい強引に行くかのさじ加減は、作業を進めていく中で勘で・・・といったところでしょうか。